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Pisaku Continental
Concerto for Viola and Piano
ヴィオラとピアノのための協奏曲
【はじめに作曲者より】
この3曲は使用している音源の都合上スマホなどの端末スピーカーから再生すると、ストリングス伴奏部がモニャモニャと不安定に鳴ってしまうので、可能であればヘッドホンないしイヤホンを通して聴いて頂くことをお薦めします。
※スコアはYouTube下のSheet Musicから開けますので印刷等ご自由にどうぞ。
尚、パート譜が欲しいという方はpdfファイルにて差し上げます。
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Ⅰ- "Allegro appassionato" (e-moll)
第1楽章 “アレグロ・アパッショナート”
急・緩・急の室内バロックソナタ形式で書きました。
全3楽章形式ですが、実はこの1楽章を書いたのは2番目。
もともと現2楽章を単一楽章の小品として書いたのが始まりです。
もう何年前のお話かわかりませんが、初めに書いた2楽章が周囲から割と好評だったのと、個人的にヴィオラという楽器が弦楽器の中で1番好きな音色なので(少しは弾きます)、片手間に続きを書いていました。
曲の構造としては全3楽章全て3部形式。中間部では色々なカラーを使ったので、情景を楽しんで頂ければ幸いです。
※アレグロ・アパッショナートとは“速く・情熱的に”という意味
Ⅱ- "Andante cantabile" (G-dur)
第2楽章 “アンダンテ・カンタービレ”
この曲の書き始め当初、ヴァイオリンとピアノの為のコンチェルトのつもりで書いていたのですが、知り合いのヴィオラ弾きに「ソロは私が弾くからヴィオラコンチェルトに変えようぜ」と言われ急遽ヴィオラに変更。
書き始めた時点で既に作品の締め切りが迫っていたということで、かなり急ピッチで書きました。
単一楽章の小品のつもりで書きましたが、周囲では割と好評のため前後に楽章をつけ全3楽章形式にしました。
※アンダンテ・カンタービレとは“程良くゆっくり・歌うように”の意味
Ⅲ- "Allegro con fuoco" (e-moll)
第3楽章 “アレグロ・コン・フォーコ”
1楽章・2楽章は数年前から出来上がっていたのですが、この数年の間、片手間で書いていたばっかりに途中でずっと放置状態になっていました。
周囲からは「早く完結させなさいよ」という激励と言う名のお叱りをこの数年間受け続け、それまで書き溜めていたスケッチを全てボツに1小節目から書き直しました。
片手間で曲を書くもんじゃありませんね。
この他にも未だ途中で止まっている曲が山ほどあります・・・。
※アレグロ・コン・フォーコとは“速く・熱烈に”の意味