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Pisaku Continental
5Piano Pieces “Asian Flowers”
5つのピアノ小品 “華”
ここではピアノソロ用に現在進行形で書いている5つの小品を紹介しています。
アジアに咲く季節の花をモチーフに作曲しています。
日本をはじめとするアジアの風情を味わって頂く事を目的に、それぞれの季節にモチーフの花を決めて書いていこうと思っています。
※譜面はYouTube下のSheet Musicから開けますので印刷等ご自由にどうぞ。
桜 “SAKURA” (As-Dur)
言うまでもなく桜をイメージして書きました。
人それぞれ桜には色々な思い出があると思います。
春が来ると、色々思い出しますよね。
僕の中で桜は思春期の思い出が大きいので、初恋的な印象をプラスしてみました。
暖かく、柔らかな「和」を感じ取って頂ければ幸いです。
紫陽花 “AJISAI” (A-Dur)
雨の多い梅雨の時期、沈んだ気分を少しだけ晴らしてくれるアジサイの花をイメージして書きました。
アジサイというとどうしても雨の印象が強いので、雨の滴る気だるい雰囲気や晴れ間が見えた時の爽やかな印象などを音にしました。
この「華」シリーズでは基本的に「アジアに咲く花」を題材に書いていますので、この紫陽花にも"和"の要素が多く含まれています。
この作品では日本人なら誰もが知っている童謡のフレーズをお借りしました。
(言いかえれば盛大にパクった)
作曲家としてはかなり勇気のいる所業ですが、ユーモアとして捉えて頂ければ幸いです。
睡蓮 “SUIREN” (a-moll)
7月の花、睡蓮をイメージして書きました。
ハスの花というとやっぱり仏教とは切っても切れない関係にあるので、今回は「日本」というよりもどちらかと言えば「中国」
カンフー映画に出てきそうな寺院だとか、仙人がいそうな秘境なんかをイメージして書きました。(そうでない部分もありますが・・・)
日本の音階と中国の音階というのはほとんど一緒という所と、あまり「コテコテの中国」という感じにはしたくなかったという所で、どうしても「日本っぽさ」を感じてしまう部分もあるかと思いますが、そこは僕の勉強不足な所。
精進します。許してください。
この「花」シリーズでは基本的に「アジアに咲く花」を題材に書いていますので、「ド+ファ → レ+ソ」などの4度進行を多用しています。
欧米風な所謂「お洒落」な印象はあまりないかと。
【次回作について】
次回作は“椿”を書く予定(あくまで予定)です。しばらくお待ちください。